銅板の表面仕上げ(研磨方法)

銅板の表面仕上げ(研磨方法)

今回は銅板の表面仕上げについてご紹介させていただきます。

は抗菌作用もありますので一緒に説明していきます。

新型コロナウィルスが感染拡大している世の中で、超抗菌性能があると言われているのがになります。

日本銅センターの調べによりますと、夏に悩まされている蚊。刺されるとかゆいですよね。最近では蚊が運ぶ感染症が恐れられています。

実験結果から蚊の発生を抑える為に、が効果を発揮する事が分かりました。

やぶ蚊の幼虫を銅製の容器とガラス製の容器で、飼って実験比較したところ、なんと銅製の容器の幼虫(ボウフラ)はすべて羽化せずに死亡。

ガラスの容器では9割が羽化して蚊になったとの事です。今後銅製品は必需品かもしれませんね!!

 

#400番仕上げ(みがき)

#400番仕上げになります。

一般的に銅製アンダーシンク等の表面仕上げは#400番仕上げが多いようです。

銅はどちらかと言いますと、ピカピカの新しい10円玉の様に光ってるイメージがありますよね。

顔を覗き込むと自分の顔が映ります。掲載画像はうまく撮れず、木目が反射してしまいました。決して木目調仕上げではございません!

ヘアライン仕上げ

ヘアライン仕上げになります。

ヘアライン仕上げはマットなイメージで、顔を覗き込んでも自分の顔が映りません。

まっすぐな研磨目を与えた仕上げになります。ステンレスでは色々な用途で良く採用される仕上げになります。

バイブレーション仕上げ

バイブレーション仕上げになります。

バイブレーション仕上げは円弧状に、ランダムな研磨目を与えた仕上げになります。

こちらもヘアライン同様マットなイメージで、顔を覗き込んでも自分の顔は映りません。

落ち着きのある高級感な仕上がりになっております。

ステンレスのバイブレーション仕上げは人気ありますが、銅のバイブレーション仕上げは珍しいですよね。

3種類の表面仕上げになります。(研磨方法)

3種類の表面仕上げになります。(研磨方法)

お好きな表面仕上げをお選びください。

見て頂いている画像は100㎜角程度のカット材になります。

左 ヘアライン(HL)

中 バイブレーション(VB)

右 #400番(みがき)

緑青(ろくしょう)へ変化します。

銅板は空気に触れると酸化が始まり、次第に褐色を帯び美しい緑青(ろくしょう)へ変化します。

10円玉の様に使えば使うほど風味が出てきますね!

今後は銅製品必需品かもしれません!!

銅の超抗菌パワーはすごいですよね!

帰宅後のクツに10円玉を入れるだけで消臭効果があるとのことです。銅イオンが雑菌を分解します!

近年、銅製のアンダーシンク等ご注文やお問い合わせ増えてきておりますので、ご興味がございましたら

お気軽にお申しつけください。

他にもステンレス天板(ワークトップ)の加工について投稿にしていきたいと思いますのでよろしくお願いします。

ステンレス天板(ワークトップ)のオーダーメイド製作ならお問合せ下さい。